休みは自分のためならず
コロナウイルス感染による皆さんの自粛で、街角も交通機関も人影まばらとなっています。今回のコロナウイルス騒動で仕事に影響がなかったとされる職業の方は少ないと思います。
現在皆さんは働きたくてもコロナウイルスの影響で自分も休まざるを得ない、会社は部分的でも休業せざるを得ないという状況にある方は多いでしょう。これは自分のための休みではなく、まず家族や周りにいる方々、国民の方々のためでもあり、感染者とならない自分のためでもあります。「情けは人のためならず」というのと、逆バージョンのような意味になるのかもしれません。
さて皆さんは有給休暇は消化されているでしょうか?私は幸いなことに現在まで健康を大きく害したことはないので、夏休みやゴールデンウイーク、年末年始くらいで、有給はわずかに消化したことしかありません。しかし、これは自慢できることではなく、本当は皆さんに迷惑をかけないように、有休休暇を消化すべきものと考えています。なぜなら、自分が休まなければ、やはり休まないほうがよいのかなと考える人も出てきて健康を害する人も出てくるでしょうし、家族にもいつもいないと何かと迷惑をかけることも多いと思います。他の様々な影響もあるでしょう。しかし、現在の私の勤務状況でうまく有休をとるそのような芸当は自分にはできないので、将来病気やケガで、有給を消化するようになるのかなと思います。これも周りに迷惑をかけてしまうのかなとも思い、もう少し考えないとまずいなあとは思っていますが。
有休など休みをとらず、残業も多くして働き続け、免疫力を下げて病気になって結局は、有給、休暇、休憩をとらないで働いた仕事以上に、余計な仕事を周りにさせ迷惑をかけたりするのと、今回の政府の勧告措置に従わず、コロナ感染の収束の足を引っ張るのはある意味似ているのかなと思います。有休や強制の休みをとり終えたとたんに、その間の不摂生で病気になったりもやはり不謹慎ですし、他の同業種の方たちが休んでいるのに、自分たちは生活のためなどと称し営業するのも不謹慎で、両方とも結局は自分のことしか考えていないと思います。適切な休業、休みで会社や世の中の歯車がうまく回転したり、コロナ感染も収束させていく。これらはどちらも自分のためでもあり、周りの人のためだと思いますので、このような勧告通りにしている方や会社にはたっぷり補償をして、守らず営業をしたような会社や方には補償をしない、そのような納得のいく政府の補償を望みます。
プロ野球を待ちかねている方は多いですが、やはり皆さんが納得がいくような無理のない形のみで開幕を望みます。