昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の健康と睡眠を守るためにも情報を提供し活動していきたいと思います。でもこれからは毎日浮かんだ思いつきの話題が増えるかな?

スタミナと隠れ疲労

 プロ野球選手、特に投手にスタミナは必要です。先発投手は長い投球回を投げてこそ先発投手の責任が果たせる。救援投手も短い投球回ながら連投ができることが、その条件になってくるでしょう。

 巨人の高橋優投手は、オープン戦で無失点で切り抜けたにも関わらず投球回を重ねるごとに球速が落ち、スタミナがないということで苦言を呈され、140球あまり投げ込んだ結果、肘の故障という結果になってしまいました。また、桜井投手もオープン戦で先発をして序盤はよかったのですが徐々に打ち込まれ、救援再転向も?と記事に書かれ、2軍落ちしています。その後2軍の試合では8回110球あまりで2失点とまとめており、スタミナのあるところを示せたと首脳にアピールしています。もともと桜井投手はスタミナを買われてドラフト一位を勝ち取ったと聞いており、救援向きではないのでは?と思いますが、記事を読むとちぐはぐさを感じてしまいます。長距離が得意な陸上選手、短距離が得意な陸上選手がいるわけで、マラソン選手が短距離の選手になった話は聞きませんし、その逆もそうでしょう。先発と救援はそこまでの違いではないでしょうが、桜井投手もルーキーのシーズンで故障しており、それから這い上がってくるまで随分かかりました。私の私見ですが、もちろん疲れも関係しているのでしょうが、桜井投手はフォームが安定するかどうかがカギであり、やたら闘争心をあおってもだめで、投球時に精神と肉体のバランスを継続的にしっかりさせることに尽きるのではないでしょうか。

 私は高橋優投手がたとえ自主的にやったとしても、この時期に投げ込みが必要だったのか懐疑的です。それは隠れ疲労の存在でスタミナが損なわれていた可能性です。疲れていてもそれを上回る意欲、達成感があると疲労感を消し去ります。βエンドルフィン、ドーパミンなどが脳の中に出てくると疲労感を容易に消し去ることができます。疲労感を感じると間脳から前頭葉にサインが送られ、疲労感を感じ、疲れたから休めというアラームが届きます。やる気にあふれていたり、何かに夢中になっていたりすると快感物質が分泌されます。そのため、疲れたから休めという体のアラームを無視し、今回の投げ込みのように休養をとらないまま投げ続けてますます疲れたのではないでしょうか。隠れ疲労は日ごろから強い疲労感を訴えていることが意外と少ないと言われます。そろそろ開幕というところで、精神的にも疲労感無き疲労が静かに進行、蓄積し、オープン戦で疲れからスタミナがなくなり、さらに投げ込みが加わり今回の故障へ至ったと考えられるのではないでしょうか。この時期に140球投げたからスタミナが回復するとはとても思えません。巨人は大リーグ式の投手の調整方法を取り入れ、投げ込みも制限していたと聞いています。今回はその中での故障です。人間は肉体だけでできているわけではなく、脳、内臓、骨、筋肉など体のすべてが健康でないとパフォーマンスは最大にはなりません。早稲田大学ラグビー部もビッグデータと綿密な体調チェックで選手をサポートしていくとのことも聞きました。巨人軍首脳も、その時々で精神論・肉体論に偏らず、それぞれの選手が最大の活躍ができるよう、一貫した素晴らしい調整方法を指導してほしいと思います。もちろん、私は記事などからの推測でものを言っているだけで、真実はどこにあるのかわかりませんが。