昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の生活にちょっとしたよい変化を与えられるよう情報を提供し活動していきたいと思います。ふと心に浮かんだ取るに足らない話題ばかりで大変恐縮ですがお付き合いのほどお願いいたします。。

ドラフト、人間を見抜く力

 私はストーブリーグ、特にドラフトが一大楽しみです。1年前にドラフトのことが書きたくてブログを始めました。スカウトは人間を見抜く力がないと務まらず、これは本人の現在の身体能力のみならず、健康・成長・発達レベル、いろいろな場面での精神力・持久力・瞬発力、逆境に耐えうる力、性格、家族の状況・家族・生活環境との相互作用、日常生活因子、文化的因子(ハーフの方なども増えていますね)、様々な環境・状況の変化への対応力などなど、全てしっかり見極められなくてはいけません。そして何より巨人は現在の1位という状況から、くじになっても最後にひけるのみです。私はどうも当たりくじには偏りがあり、入れる時点で最初か最後かなど、ある程度予測できるのではないかという気がしています。ということは初めの方で引ける方が有利で、くじが最後まで残っている確率は極めて低いのではないかと疑ってしまいます。

 巨人はペナントレースで上位でいることが多いせいか、後ろのほうで引くことが多くほとんどくじを外しています。そして現在までの巨人の有力選手はドラフトで総じて、はずれ一位などでも独自評価で、単独指名をした選手が巨人の中心を担ってきたと思います。最近?では大学卒の選手は逆指名の上原投手、阿部選手、高橋由選手など以外に大成した選手は少なく、逆指名以外では早くに才能を見出されている高校卒の選手に成功例が多いと思います。今年は大学卒の有力な外野手を指名するとの見方が現在有力ですが、私は菅野投手を継承できるような大黒柱・エースを獲得すべきではないかと思います。投手が良ければいくら良い打者でも打てないと私は感じていますので、投手の重要性は語るべくもないと思います。もちろん打てないと勝てませんし、私はスカウトのようにいろいろなことを熟知できるわけではありませんが、九州の投手でまだ直球とカーブしか投げていない、遠投力がすばらしい投手が気にかかります。現在は高校でも、フォークボールなど多彩な投球をしないと抑えられない時代になっているのに、2つの球種で抑えられていること、遠投のキャッチボールだけで、群をぬく力を見せられるのはただものではない気がします。報道によれば「腕の振りの力感がぜんぜん変わらない、ほとんど地面に平行なまま80mに届こうとしている」などの賛辞があり、巨人のスカウトもしっかり評価しているようなので、素人の浅知恵で申し訳ないのですが、一本釣りどうかなと思います。

 ただし現在報道中の外野手候補がそれ以上の素質を感じさせる選手であれば、また話は変わってくるのでしょうね。気になるのは、沢村投手を出してまでロッテから獲得した香月選手が、ファームで本塁打を量産していることもありますし、投手をドラフト一位でとるためにトレードをしたと考えられれば、一本釣りの布石とは考えられないでしょうか。

 いずれにしろドラフトのみならず、人材獲得には「スカウト」など人事に関わる人の人間を見抜く力にかかっていると思います。私はいままでつきあううちに人の評価が180度変わってくるということを何度も経験しています。そう考えると、これと思う選手には密かに何度も何度も足を運んで人間を見抜くこと、これがドラフトを成功させる、ひいてはチームを強くすることにつながるのではないでしょうか?ドラフトの選手指名の経緯についても、ぜひこのあたりの視点を重視してマスメディアは報道してもらえないかなと思います。