昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の生活にちょっとしたよい変化を与えられるよう情報を提供し活動していきたいと思います。ふと心に浮かんだ取るに足らない話題ばかりで大変恐縮ですがお付き合いのほどお願いいたします。。

2015年のドラフトを振り返る

 野球太郎2015ドラフト総決算号の電子書籍を持っていたので、数年ぶりに見てみました。こちらのジャイアンツの点数は下から二番目の55点、ところが現在一軍で活躍している桜井、重信、宇佐美(日本ハムにトレード)、山本、中川と8人中5人まではそれぞれ一軍で活躍しています。最低点で50点の阪神もやはり他球団に行かれた方もいますが6人とも1軍で見た方たちで、エースになっている方もいて巨人と同様です。これからするとやはりどこの球団もそのときの点数をつけられたほどの差がないどころか、現在の活躍度に関しては逆転現象もあるといえます。12球団全体的に眺めてみると、どこの球団の選手たちもそれなりに活躍しており、雑誌などでの点数は全くあてにならないと考えてよいでしょう。当たり前のことですが、これはプロのスカウト方の目が記者さん方より優れていることを示しています。

 おそらく有名選手に関しては何を言っても変わりませんからスカウトはそれなりにしゃべっている可能性もありますが、スカウトたちは特に下位指名を予定している選手などについては状況によりリップサービスで必要以上にほめ、狙っていると思わせておいて、本当に狙っている選手はあまりコメントしないなどの作戦も考えられます。今年のソフトバンクの一位の決め方もそうだったように思います。記者さんたちも、くじを当てたからとか、甲子園で活躍した選手だからとか、有名な評論家や選手がほめているからとか、そういう視点を考慮するだけでなく、自分で見る目をもたないといけないということですね。うがった見方ですが、最初は有名選手にいかないとあの球団何やっているの?などと思われるので目玉と言われる選手、人気のある選手を最初は指名するが(しがらみもある?)、その後は自分の見立てで選べるのでスカウトが本物を見分ける力が出てくるのかもしれません。

 ちなみに私は甲子園をじっくりみる時間はありませんし、たまたまニュース番組やつけたテレビでやっていればああこの選手はよい選手だなと思いますが、はずれることもあります。ただ、ジャイアンツのはずれ一位だった齋藤投手(旅行中船の中で埼玉予選をテレビで見た)や現在ソフトバンク監督の工藤投手などは自分の目でよい選手だなと思って本当にすばらしい選手になった方々でした。