昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の生活にちょっとしたよい変化を与えられるよう情報を提供し活動していきたいと思います。ふと心に浮かんだ取るに足らない話題ばかりで大変恐縮ですがお付き合いのほどお願いいたします。。

「ぼろは着てても、心の錦」真の貧しさは心の貧しさである。

 ウクライナ情勢を見ていると気が晴れませんが、巨人軍は昨年と比べてよい材料が増えてきており、楽しく観戦されている方も多いと思います。

 さて、カムカムエブリバディが終わって、NHKの朝ドラマを見ないつもりでしたが、そのまま連続予約をしてあったので、ついつい子役の役者さんの魅力にはまって、「ちむどんどん」をまだ続けて見ています。さて、ドラマの中心である、4兄姉妹はもともと生活が楽でなかったにも関わらず、お父さんが借金を残したままなく急死されてしまいます。お母さんはお父さんの分まで稼ごうと無理をしますが、それでも生活は楽になりません。その中で定番のドラマらしく?、“ぼろぼろ兄妹”と心無いからかいをする生徒も現れる中、からかわれても、いじめられても心を強く持ち、兄は「ぼろぼろの靴のせいにできていいよな」と言われて発奮し、運動会で靴を脱ぎ捨て正々堂々の勝負をし勝利を得ます。小さいながらもこれらの子たちの執拗な挑発に耐えており立派でした。

 さて私はこれらのやり取りを見ていて水前寺清子の「ぼろは着てても、心の錦」という歌詞を思い出しました。「ボロボロの衣服をまとっていても心だけは高潔で気高い」 という意味なのは皆さんの知られるとおりだと思います。私は知らなかったのですが、老子の「被褐懐玉(ひかつかいぎょく)」という言葉から来ているものだそうですね。「見かけはみすぼらしくても、内面には玉(すぐれた徳)を持っている」ということを説明したものだそうです。これらを見ている先生や周りの大人たちは、道徳の授業などの折にでも、からかう・いじめる側は心が貧しく人間として恥ずべきことであるというようなことをぜひ教えるべきでしょう。

 さてこの1週間は快進撃をしてきた巨人軍ですが一つ気になる言葉が下記の記事でありました。ファーム調整になった中田選手に対して原監督のコメントですが「本人とも話はしましたけど、首の状態があまり良くないらしくて。それでも弱音は吐かなかったけどね。やっぱり万全な体調でやることがまず前提だから、1回仕切り直そうということですね」と話されました。その中で「首の状態があまり良くないらしくて。それでも弱音は吐かなかったけどね。」というところです。中田選手をかばっての言葉と思いますし、「あーそうだったんだ、それでもよくがんばったね」と思われる方もいらっしゃることでしょう。しかし、じゃあなぜ万全でない調子の悪い選手を、チームも調子が決して良いと言えない時にレギュラーで使ったのか私には疑問でした。原監督がそれを知りながら使っていたのだとしたら、中田選手への温情?、優遇?かもしれませんし、知らなかったのなら管理不行き届き?ということになり、プロスポーツではとても美談では語れないのではないかと私は思います。前回もお話した、「力が五分なら実績がない若い選手を起用する」という言葉にも反している気がします。チームには我々には見えない色々な事情があることはよくわかりますが、万全でない選手を優遇している?ように見え、「実績はあまり多くなくても、すぐれた素質(徳)を持っている選手たち」の活躍の機会を減らしているように見える?発言は、なるべく避けていただきたいなと思いました。

 まあ私が過敏に反応しすぎているのは否めませんので、多くの皆さんはそうは感じられないことと思います。巨人軍は今日は負けましたが、私は中田選手の代わりに上がってきた香月選手が活躍されていてよかったなと思っていますし、フレッシュな投手陣、新外国人選手や頼もしくなった吉川尚、丸選手などたくさんの選手のがんばりで最近はおもしろい試合が見れているなと感じ始めています。

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