昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の生活にちょっとしたよい変化を与えられるよう情報を提供し活動していきたいと思います。ふと心に浮かんだ取るに足らない話題ばかりで大変恐縮ですがお付き合いのほどお願いいたします。。

「カムカムエヴリバディ」と「On the sunny side of the Street」と「沈まぬ太陽」

 ブログをご無沙汰しておりました。師走は皆さん大変お忙しい時期と思いますが、私も同じで、いや皆さんよりは時間があるかもしれませんが、一段落がついたと思われたのが今日なのでしばらくぶりとなってしまいました。しかしながら自分の中では年末までに少なくとも3つほどめどを立てなければならないことがあり、また明日からいくつかの関門を考えるとつらいなあと考えてしまいます。

 さて皆さんは「カムカムエブリバディ」というNHKの朝ドラをみていらっしゃるでしょうか。私は普通の時間帯にはみられないので、録画してあとで見ております。もともと「恋は続くよいつまでも」以来の上白石萌音さんの大ファンなので見始めたのですが、やはり演技が素晴らしいなあと思いつつ、ドラマの魅力にもはまっています。金曜日の第30回では世良公則さんの素晴らしい熱唱と演技を見て大変励まされ、勇気づけられました。年齢を感じさせない、公則さんならではと感じさせる歌声でした。「On the sunny side of the Street」はよく聞いてみると、昔、石立鉄男さんのコメディドラマでそれをモチーフとしていたようなバックグラウンドミュージックを聞いたことがあるなという感じのメロディーで、懐かしさも感じました。

 

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 さて上白石萌音さん演じる橘安子さんは、誰もが好きになるようなとても素晴らしい方ですが、困難を克服したと思うと、また困難が現れ、主題歌に出てくるような「不穏な未来」がこれでもかこれでもかと出てきます。それでも彼女はへこたれず、また周りに助けてくれる素晴らしい人たちがまた、次々と出てきます。この方のモデルの人がいらっしゃったのかどうか私はよく知りませんが、このドラマを見ていて、山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」を思い出しました。この方にはモデルがいたことはよく知られたことだと思いますが、主人公の恩地元さんとダブりました。

 このお二人に共通することは、しっかりとした価値観、信条、強いこだわりを持って生きていたことだと思います。おそらく、このような生き方をする方たちは少ないのではないかと感じました。私も少しはこの方たちのようなところを持って生きたいと思いますが、この方たちのように振り切れたような生き方はできないのかなと思います。ではなぜ”ここまで頑張らなくてもいいのに”、もう少し”世間に流されて生きれば楽なのに”と周りは思うでしょうが、この方たちはそうは思わないのですね。なぜなら逆にそう生きると逆につらく、苦しくなってしまうのだと思います。私はこういう人たちは実在すれば応援したいといつも思いますし、皆さんもそうでしょう。でもそうはならないのが、世間の常、「沈まぬ太陽」の周りの人たちの悪役のモデルになった方たちは、足を引っ張り続けるわけで、もし後になってできたこのドラマを見ていたらどういう気がするのかな?、ああ我々は”ひなたの道(On the sunny side of the Street)を歩んだな、死ぬときにもああいい人生だった”と思うのかな?”といつも思ってしまいます。

 しかしながら、このような方たちが、会社の中枢にいたわけですよね。「半沢直樹」のドラマでも実際のモデルがいらっしゃるのでしょうし、このようなことがまかりとおる世の中が改善されない限り、世の中救われる人が多くはならないんだろうなと思います。おそらく世の中は常にこのような理不尽なことが起きながら流れていくわけですが、このようなドラマでの悪役たちの言い分もぜひ聞いてみたいと思ってしまいます。どのような信条、価値観、こだわりがあるのか?、山崎豊子さんは亡くなられていますが、沈まぬ太陽の悪役の方たちのスピンオフドラマを、藤本有紀さん(カムカムの作者)にぜひ作ってもらいたいと思う今日この頃です。カムカムエヴリバディではあまり悪い人が出てこないところが、「不穏な未来」を何とか見ていられる理由なのかもしれませんね。

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