夏休みの宿題とAI、コロナ禍
暑い、コロナ感染者は激増、しかしオリンピックは日本選手のメダルラッシュなど悲喜こもごもの毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。私は学生さんたちと同様夏休みの宿題とも言えるような課題に追われて、大好きな夏を楽しめてはいません。仕事は繁忙期で忙しくなるばかりで、9月が終われば少し楽になるような気がしています。
皆さんは、夏休みの宿題で思い出はありますでしょうか?私は、自由研究や読書感想文はそれなりに意義があったとは思っていますが、物量系のドリルなどワークブック系は意味があったのかなと今も思います。子どもさんたちを見ると、夏休みは普段行っている学習塾も夏期講習などがあり、そちらも行っているお子さんたちは大量の宿題に追われるようです。それでも学校が休みなので、心理的な余裕がある子もいますが、たくさんの課題で心理的重圧を抱える子たちも多いようです。なかなか、個別に違った分量や内容の宿題を出すのは難しいのかもしれませんが、私が学校の宿題の内容や量を決められる立場であれば、宿題の基本は自由研究や読書感想文のみとし、あとは個別の課題を家族や本人との面談で出すかどうか決めるなどの自由裁量があってもよいのではないかと思います。残念ながら、仕事に関してはこのような配慮はなされないのが残念ですが.....
さてatama +というのをご存知でしょうか?受験学習塾で広がるAI指導法の一つで、これを利用し、模試などでも弱点なども見つけ、大学側の受験方法などにも今後活用しようというもので、いずれ大学受験も様変わりしてくるのかもしれません。
私は基本、教育は人間がすべきものだと思っています。私が言うのもはばかられますが、ヘレンケラーさんはサリバン先生がいらっしゃったからこそ順調に成長され、立派な方になられたと思っています。しかしサリバン先生のような素晴らしい教師の方々の負担軽減や本人のより良い理解につながるのであればAIを利用すべきだと思っていますし、塾には行けず学校でも本人の十分な理解が行き届かず、きちんとアドバイスすれば勉強に自信を持てるような子どもたちには、ぜひこのような取り組みをしていただきたいなと思います。
prokenkougiants.hatenablog.com
さてコロナ禍が止まりません。緊急事態宣言に関しては、最近マンネリ化しており打つ手がないといわれますが、ワクチン接種の促進やマスク着用以外にも、目に見えないところで対策は地道に進んでいると私は信じています。子どもたちの夏休みの宿題に、”コロナの対策についてのアイデア”を書かせてみるなどはどうなのかなと思いますし、学校によってはされているのかもしれません。子どもの頭は柔軟なので、我々よりもずっとよいアイデアが出るかもしれません。素晴らしいものがあれば、そのアイデアを大人が昇華させるというのはいかがでしょうか?私は個人的には、できれば飲食店や教室、ホールなどの人間が集まる場所の換気と除菌を標準化し、その対策費用を国や地方自治体が補助するのがよいのかなと思います。早期の鎮静化を祈ります。