「さよなら おっさん。」と巨人軍
古い価値観やシステムに拘泥し、新しい変化を受け入れない。
自分の利害のことばかり考え、未来のことを真剣に考えない。
フェアネスへの意識が弱く、弱い立場にある人に対し威張る。
そうした「おっさん的価値観」が牛耳る日本社会、日本経済と決別しようというメッセージこそが、「さよなら、おっさん。」なのです。
最近の巨人軍の戦い方を見ているとまさにこれだなと思います。
巨人としては、去年から育成システムで血を入れ替え、フリーエージェントシステムで適宜育成が進むまで補填し、新しいことをやっていくとアピールしていますが、今の戦い方は旧態依然であり、どこのチームもやっていないようなやり方で戦い、下手すると3位確保もおぼつかない状況になってきています。巨人軍は「部外者が何もわからないくせに」とお怒りかもしれませんが、巨人ファンでいまの試合をまともに最初から最後まで見たいと思っている方は”真のコアな巨人ファンと言える人”か?、または”単なる巨人びいきといえる人”?かもしれません。私はどちらでもありません。
なぜ、システムを新しくしても旧態依然となってしまうのか、もちろんシステムを使うのは人間なので、人間の頭が旧態依然としていれば、「おっさん的価値観」が牛耳る巨人軍と決別はできないと思います。
内情はどうかわかりませんが、自民党の岸田文雄さんは今回は最初から精力的に政策論争を立ち上げ、そのまま優位に立ち、河野さんを振り切った感があり、今後の日本を変えていってくれるのかなと私は期待しています。巨人軍は今回やはり人心まで入れ替え、3位を確保し、CSでしっかり戦い、新しい巨人軍を見せてほしいなと思います。また私は、残念ながら菅さんと同様、ご苦労が絶えなかっただろうとお気の毒には思いますが、現在の巨人首脳陣に関しては一新”血(知)の入れ替え”をしていただきたいと思います。10/11のドラフトでは、ぜひ新しい巨人軍を垣間見せていただきたいと心から願います。