昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の生活にちょっとしたよい変化を与えられるよう情報を提供し活動していきたいと思います。ふと心に浮かんだ取るに足らない話題ばかりで大変恐縮ですがお付き合いのほどお願いいたします。。

健康と睡眠

 健康と睡眠は卵が先か、鶏が先かという関係(chicken-and-egg issue)にあると思います。精神的にも肉体的にも健康ならよく眠れるということですね。「寝る子は育つ」、「寝る間を惜しんで」などいろいろな寝ることに関わることわざもありますが、寝る間を惜しんではいけません。そして睡眠時間を適切な時刻に確保することが健康を保つ秘訣です。

 赤ちゃんは成長・発達すれば、昼は寝なくなり、夜まとまって眠るようになります。ところが老化では逆に昼眠るようになり、夜間の睡眠が短くなります。赤ちゃんには健全な成長・発達を促し、大人はアンチエイジングを心がければ、長い間よい睡眠をとることができ健康寿命も延びるということになります。

 最近、睡眠は量より質ということを目にします。ある程度これは真実であると思いますが、そうとばかりもいえません。仮に3時間睡眠であれば大体の人は深い睡眠を含むノンレム睡眠がたっぷり取れるので、これが重要ということはわかります。ではなぜ、この忙しい時代にナポレオンのような3時間睡眠を皆とらないのでしょう。それは3時間では皆精神的にも肉体的にもきついのです。二度寝は気持ちよいというのは時々聞く言葉ですが、睡眠不足で朝起きるより二度寝をして起きるほうが、疲れがとれます。また勉強した後の記憶力なども上がる可能性もあります。3時間睡眠では睡眠後半に多い、ストーリーのある夢をみるレム睡眠が少なくなるのです。レム睡眠はまだまだ役割がはっきりしないところも多いようですが、私は大変重要だと考えています。3時間睡眠でノンレム睡眠レム睡眠もバランスよくとれ、ふつうのノンレム睡眠レム睡眠よりも効率がよく、短時間でもしっかり身体を守る睡眠が得られるようになれば、3時間睡眠でもOKな時代が来るかもしれません。しかし、これにはヒトが進化する必要がありますね。

 ちなみにナポレオンはよく居眠りをしており、一日合計では長く寝ており、また居眠りのおかげで素晴らしいアイデアも生まれていたそうです。しかし、睡眠不足はあったようで、加齢とともに肥満が目立っていたそうです。これも睡眠不足による食欲刺激ホルモンや食欲抑制ホルモンの分泌異常によるものであった可能性があります。ナポレオンがしっかり睡眠をとっていたら、立派な皇帝であり続け、長生きできたかもしれませんね。