昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の生活にちょっとしたよい変化を与えられるよう情報を提供し活動していきたいと思います。ふと心に浮かんだ取るに足らない話題ばかりで大変恐縮ですがお付き合いのほどお願いいたします。。

一粒で300m、一粒で1時間?

 皆さんは朝起きた時にすっきりリフレッシュ感を持って起きられるでしょうか?私はこのところ、夜寝たはずなのに朝まだ寝足りない、もう少し寝たいと思うことが多く、起きてからしばらくは眠気と戦うことが多いです。しかもそのまま日中も眠いことがあり、これが何とか出来たらなといつも思います。その理由はおそらく早朝にトイレに行きちょっと起きてしまうことが多いからだと思いますが、夜中にトイレに行くのは年をとって増えると言われるものの子供や若い人でも見られることから、年を取って全体に睡眠の質が落ちているのでしょうね。この眠気を取るために、緑茶やコーヒーなどのカフェインで何とかしようと思うのですが、なかなかうまくいきません。

 日中の眠気が強い過眠症という病気があり、それらに使える眠気を抑える薬を自分にも使えたらなとも思うこともありますが、もちろんこんな薬を使うには厳しい縛りもあり、こんなことで処方してもらえそうにもありません。おそらく加齢による睡眠の質の悪さのせいですから過眠症ではない?自分のこのような眠気に効くかどうかもわかりません。夜よく眠れない不眠症では日中の疲労や眠気、注意・集中力・意欲の低下をきたすので、薬物治療では睡眠薬を使うことが多いようです。しかし、睡眠薬ではよく眠れない、また副作用があるなどまだまだ安心して使用できないなと感じる人は多いでしょう。

 脳には1年足らずで脳の重さと同程度の有害な老廃物がたまります。これを運び出すリンパ系はないと昔から信じられてきましたが、近年の研究で同様の導管システム「グリンパティック系」が脳を健全に保つために睡眠中に最も活発に働いていることがわかりました。このことはアルツハイマー病やパーキンソン病など脳に有害なタンパク質が蓄積する神経疾患を治療する重要な手がかりになると期待されているそうです。また寝不足マウスの脳内では、眠くなると脳内のタンパク質が活性化する「リン酸化」と呼ばれる反応が起き、眠ると元に戻るそうです。この反応をじゃまする薬を与えると、マウスの眠気が収まると筑波大の睡眠の研究グループが近年発見しています。これらの発見から健康に結びつく睡眠のための薬がいずれ開発されるのではないかという期待は高まります。

 超一流のプロテニスプレイヤーフェデラーは「1日に11~12時間は寝ないといけない。それくらいの睡眠時間がないと、支障が出てしまうんだ」と語っていたそうで、夜に10時間睡眠、日中にも2時間の仮眠を取ることが習慣になっており特に大会期間中、長時間の睡眠をとることを意識しているそうです。ソフトバンクの松田選手も「12時間は寝ますよ。野球であれだけ体を使っているのでね。12時間寝ることでやっと疲れが取れて、ケガせずにプレーできていると思っている」と言われています。

 皆さんはグリコの「一粒300メートル」というのを聞いたことがあるかもしれません。グリコのホームページにはこうあります。「アソビグリコ」 (キャラメル) には、一粒( 16.5 kcal )で300メートル走ることのできるエネルギーが含まれているそうです。年齢20歳の男性が分速160m で走ると、1分間に使うエネルギーは 8.71 kcal になり、一粒で 1.89分、約300m走れることになるそうです。このことから300mなのですね。

 30代後半で長く活躍されているフェデラー選手や松田選手のようには夜長く眠れず、すっきりしないというような人たちには、睡眠薬ではなく、朝にすっきりするために「一粒で1時間」睡眠が足りなかった分の眠気を解消し、流しきれなかった老廃物も流してくれるようなサプリや薬が開発されたら、多くの人がこのように元気で素晴らしいパフォーマンスを年齢を重ねてもできるのになあと思います。もちろんこれらの薬やサプリが乱用されれば、夜寝ない人が増えて逆に健康を害する人が増える、あるいはパフォーマンスを上げるために2粒、3粒飲んでドーピング問題も生んでしまうようになるかもしれないので注意が必要ですね。短時間の昼寝の効用が言われて久しく、20分くらいの仮眠をお昼にとることが「1粒で1時間」に代わる、現状では最上の治療になるのかもしれません。