昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の生活にちょっとしたよい変化を与えられるよう情報を提供し活動していきたいと思います。ふと心に浮かんだ取るに足らない話題ばかりで大変恐縮ですがお付き合いのほどお願いいたします。。

コントロールとコントロール感

 さて皆さんは自分自身のしなければならない、色々なことをコントロールできているでしょうか? 私は何十年と働いていても、まだまだ何もかもコントロールできていないなと思います。

 下の記事のように桑田真澄さんは現役時代、抜群のコントロールがあり、”投手にとって一番大切なのは「コントロール」”と話されています。超人級の直球のスピード・キレ、変化球のキレ・変化量があれば、どこに投げても打たれないでしょう。しかし、皆同じ人間であり、類まれなる素質と修練を積んだトップレベルのアスリートたちが差をつけるには、投手ではやはりストライクゾーンの四隅に投げ分けられる、また野村克也さんのようなキャッチャーと協力して、相手の打者の心理を読んで裏をかくコンビネーションをさらに身に着けることでしょう。これにはふだんの目標を持った練習、様々な場面での経験、ふだんから精神的にも肉体的にも健康を保って節制すること、常に勉強を怠らないこと、集中力・注意力を切らさないことなどが必要だと思います。

 

 

sports-brain.ilab.ntt.co.jp

 

 ところがアスリートだけでなくこれは一般人の我々にも十分当てはまることだと思います。勉強を十分していても、その実力を発揮しなければならない入学試験などでは緊張感から気もそぞろになり、うわの空で思考が停止し問題を読み進めない、また集中・注意力の欠如からケアレスミスを乱発してしまうことがあると思います。また仕事ではいつも時間的にも、精神的、肉体的にも余裕のある楽な場面で仕事ができるわけではありません。判断を間違えば相手や自分の部下や同僚に大きな影響があるような切羽詰まった場面でも、その余裕のある場面と同じように対応できる、これが自分自身のコントロールだと思います。

 自分自身のことを考えても、失敗の連続だった若い頃よりは追い詰められていても、随分自分をコントロールできるようになったとは少し思いますが、まだまだ毎日のように、ああこの場面ではこうすればよかった、イライラしてしまった、注意力や集中力の不十分さから確認し忘れたなど反省することばかりです。相手があるような仕事でも相手がいくら未熟で不適切なことをしたと考えられても、自分はそれでイライラしたり、集中力が欠如したりしてはいけない、いつも冷静に自分をコントロールし平然と適切に対応しなければならなかった、失敗場面でもう一度やり直したいと反省せざるを得ません。”仕事は人間関係が一番”と言いますが、皆さんがそれぞれ自分のコントロールをしっかりできるようになれば、仕事の人間関係で悩むことはなくなるのかもしれませんね。 

prokenkougiants.hatenablog.com

 

 昔書いた私のブログでは、「コントロールできないことで目標を立てるより、自分でコントロールできることに関して特に目標をたてるべきだと思います。」と書いています。人間関係や自分以外の人をコントロールすることは不可能ですので、いかに自分をコントロールできるかが最も重要で、さらに”自分自身をコントールできているな”という自分自身の十分なコントロール感が自信につながり、勉強、スポーツ、仕事で成功するのに重要な要素なのだと私は思います。