CS第3戦を見て思ったこと(特に桜井投手について)
現在CSジャイアンツとタイガースの連戦中なのでコメントします。昨日の試合ですが、4対1というところでジャイアンツの流れになったかと思ったのにタイガースの意地で、桜井→高木投手で逆転されてしまいました。桜井投手はシーズン中、特に交流戦で素晴らしい活躍をし、その後も白星を積み重ね、今期は8勝をあげました。しかし皆さん、あの勢いであれば10勝いくのではないか?と思ったのではないでしょうか。
私は草野球程度の経験しかないので大きなことはいえませんが、桜井投手は、遠投力が弱いというデータを目にしたことがあります。しかし、遠投力が強くなくてもジャイアンツでは桑田、ライオンズなどで活躍した涌井などの投手が活躍していると思います(遠投力に関してデータの見間違いであったらすみません)。投手に遠投力がより強いことは必要ですが、それだけで勝てるというものではないのはいうまでもないかと思います。
桜井投手をみていると、スタミナはありますが、登板してみないと調子がわからないという特徴があると思います。私が想像するには、身体全体を使って投げるので疲労がとれ、精神・身体のバランスがよいときはよいピッチングをしますが、バランスが悪い時は球速を含めた精度が狂うと感じます。ということは調整方法がまだうまくいっていないのかなと思います。このあたり、ぜひOBの桑田投手に調整方法や投球時の注意点を聞かれたらよいのかなと思います(当然もうされているのかもしれません)。桑田投手は野球センス抜群でバランスのよい投げ方をされる方という印象があり、スピードもコントロールも高い次元で両立させていました。よいお手本がOBにいて、試合の観戦解説をしていらっしゃるのですから、ぜひ次の登板や来シーズンのさらなる飛躍をめざしてさらに調整方法を研究し、菅野・山口投手に続くエースになっていただきたいなと思います。