昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の生活にちょっとしたよい変化を与えられるよう情報を提供し活動していきたいと思います。ふと心に浮かんだ取るに足らない話題ばかりで大変恐縮ですがお付き合いのほどお願いいたします。。

明智光秀は青鬼か?

 皆さんは大河ドラマ麒麟がくる」をご覧になっているでしょうか?歴史上最大のミステリーと言われる本能寺の変を起こした「明智光秀」を描いた作品です。私には現時点では「明智光秀」が大変思慮深く、自分のことより他人のこと、人民のことを考える聡明で真摯な方のように描かれていると思いました。

 この間、「世界の何だコレ!?ミステリー 明智光秀はなぜ信長を討ったのか? 黒幕にあの武将?」 というような番組を見て、一つの仮説が浮かびました。明智光秀菩提寺 西教寺豊臣秀吉が大切にしていたものがあり、豊臣秀吉のこどもの葬儀を行った妙心寺にも光秀とゆかりのあった僧が光秀の菩提を弔うために浴室を作ったとのことです。これらのことからすると、交流はしっかりあって親しい同僚であった可能性は強いのではないかと考えました。また、光秀の肖像画には出家して僧になったとの文言が書いてあるそうですし、南光坊天海僧正明智光秀と同一人物との伝説もあり、僧になって活躍したのも全く信憑性がないものとも言い切れないのかなと思いました。

 私はあの時代に、もともと帰ることを予想もしないで、準備も全くなく、本能寺の変が起きてすぐ、あの短期間で秀吉が大返しできるのか?、岡山から大阪まで駆け抜け、疲労困憊の中陣容を固め、あっさり勝利できるのか、はなはだ疑問でした。番組の中でも信長の首は信長と交流のあった僧が持っていって隠して?おり、それは光秀がもともとその僧に頼んでいた可能性もあったのではないか?首がみつからないことを事前に秀吉は知っていたことで、首が見つからないことから「信長は生きている」と諸将への手紙に書くことができ、秀吉に与する諸将が増えて有利になるように仕組むのも、秀吉ではなく光秀の計画のうちであった可能性があるのではと思いました。光秀は主君を討った大犯罪人であり、年齢もいっているので自分で天下をとれる可能性はないが、このまま信長の天下にしておいては、人民や同僚が苦しめられる。自分は悪者になってもよいが、暗殺できるこの千載一遇のチャンスを逃さず、良い政治をしてくれるであろう、自分より若い信頼できる同僚「秀吉」に移譲することを考えていた、秀吉もその話に乗った可能性があるのではないかと思います。農民の竹槍に刺されて死んだとされるのも、大犯罪人にふさわしい最期のための脚色(光秀本人が考えた脚色?)なのかなと思います。

 皆さんは、浜田廣介作の児童文学「泣いた赤鬼」をご存知でしょうか?赤鬼はずっと人間と仲良くなりたいと思っていたが、人間たちは疑い、誰一人として赤鬼の家に遊びに来ることはなかった。 赤鬼の話を聞いた青鬼はある策を考えた。 青鬼が人間の村へ出かけて大暴れをする。そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる。 そうすれば人間たちにも赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろうという作戦であった。 この作戦を実行したところ、大成功し、赤鬼は人間と仲良くなり、村人達は赤鬼の家に遊びに来るようになった。その後 「ぼくが、このまま君と付き合っていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。それで、ぼくは旅に出るけれども、いつまでも君を忘れません。いつまでも君の友達です。」 といった置手紙を残し青鬼は去っていったというものです。

 これを、光秀を青鬼、秀吉を赤鬼に置き換えてみてはいかがでしょうか?もちろんこの話と本能寺の変の状況は全く一致しているということではありません。しかし、青鬼の光秀はある意味fakeの戦いをした後出家し、僧となりもしかすると天海僧正となり、歴史の行く末を見守っていく、(私的、個人的には)素晴らしい話なのではないかと思います。「麒麟がくる」で「光秀」と「秀吉」の友情はどう描かれるでしょうか?これらはあくまでも仮定・架空の話ですが、巨人軍もこのような素晴らしい友情のエピソードが今後増え、監督交代時などでも、ごたごたの解任劇ではなく、このような友情があっての交代劇であれば、人気が高まること請け合いですね。