昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の生活にちょっとしたよい変化を与えられるよう情報を提供し活動していきたいと思います。ふと心に浮かんだ取るに足らない話題ばかりで大変恐縮ですがお付き合いのほどお願いいたします。。

エビデンス・ベースド・コロナ対策は?

 連休もほぼ明けましたが、皆さんはこの連休楽しめたでしょうか?

 さて東京都などは、変異ウイルスが急速に広がるなか予断を許さない状況だとして、今の対策を緩和せず人の流れを抑制する措置が必要だという立場で、休業要請の扱いなど今後の対応について政府と調整を進めた結果、東京など4都府県の緊急事態宣言について今月31日まで延長する方針を決定しました。その結果様々な業種で休業要請が出ています。しかし下記の記事で書かれているように、”映画監督の西原孝至さんは「映画館での感染例はない。科学的根拠がないにもかかわらず、なぜ休業要請を出せるのか理解に苦しむ。特定の業種が狙い撃ちされる理由も分からない」と話したそうです。”これらのことからわかるように、科学的に検証された結果でこのような方針が出されたのか定かではありません。

 

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 皆さんはエビデンス・ベースド・メディスン;Evidence Based Medicine(EBM)という言葉をご存知でしょうか?goo辞書では「医師の個人的な経験や慣習などに依存した治療法を排除し、科学的に検証された最新の研究成果に基づいて医療を実践すること。1990年代に提唱され、西洋医学の医療において重要視されている。」とあります。東洋医学でもこれらは徐々に重視されてきているようで、漢方薬の作用機序の解明も進んでいると聞きます。

 コロナ対策も当然、医学的な根拠に基づいて対策が出されているものだと考えられますが、私がニュースで見聞きする限りでも、百貨店はだめで、大型の家電量販店は営業OKなど、素人目にもいったいどういう根拠に基づいているのだろうと思います。「こちらにはこんな事情、あちらにはあんな事情があるんだよ」と方針を出す側はそれなりの理由があるのでしょうが、”透明性を確保した事実”の公開がない限り、国民や緊急事態宣言が出ている地域の人々、またこれらに関わる業種の方々は納得できないのではないでしょうか?

 現在、個人情報の保護についての観点や法律を守る観点以外のことでは、どんなことでも透明性を確保することが重要だと思います。透明性を確保して事実を公開し、外部の意見がどんどん入ってくれば、より精度の高い”コロナ対策が行き届いた”緊急事態宣言が出せるのではないでしょうか?エビデンスを示し、パブリックコメントwikipedia; 公的な機関が規則あるいは命令などの類のものを制定しようとするときに、広く公に(=パブリック)、 意見 ・ 情報 ・改善案など(=コメント)を求める手続き)を募集し、有効性の高いコロナ対策を出し、”こんなことやったってコロナは収束しない””1年以上がまんしていてもいっこうによくならないじゃないか”などという皆さんの無力感が解消され、皆が納得できるような節制ができれば、皆さんの気持ちももう少し楽になりストレスが緩和されるのではないでしょうか?