昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の生活にちょっとしたよい変化を与えられるよう情報を提供し活動していきたいと思います。ふと心に浮かんだ取るに足らない話題ばかりで大変恐縮ですがお付き合いのほどお願いいたします。。

たまたまか、運命か、公正か?

 オリンピックも今日で終わり、日本のオリンピックメダル数は過去最高を更新し、毎日見ていて楽しめた人が多かったのではないでしょうか?勝者とうまくいかなかった方たちの違いについて、それは時の運でたまたまであったと考えるのか、あるいはやはりこれはそれまでの過程の結果で必然・運命だったととらえるのか、視聴者や選手たち自身、あるいは応援している関係者の皆さんはどのように考えられているのでしょうか?

 私はやはり運命なんだろうなと思っていますが、選手の方々がその運命を受け入れられるかどうかを阻害する要因として何とかしてほしいものがあります。ほとんど日本絡みのことしかよくわかりませんが、ジャンプ後の抜き打ち服装審査の基準や、平野歩夢選手の採点基準、ロシアの選手のドーピング問題に関する政治的介入など、公正さが要求されるスポーツの世界の嫌なものを垣間見てしまいました。次からはもっとすっきりしたスポーツの祭典を見たいなと思いました。ジャッジは人間がするもので、どうしても主観が入ってしまうのだと思いますが、これらを克服しない限り、今後の人間の未来は明るいとは必ずしも言えないのかなと思ってしまいます。

 ではどうすればよいのでしょうか?政治的介入に関しては、民主主義を強化していくこと以外にはないと思いますし、私は無力なのでどうにも名案は浮かびませんが、ジャッジの問題に関しては様々な基準をAIに入れてやってもらったらどうかと思いました。特に服装に関しては飛ぶ前にAIにでもチェックしてもらい、基準を満たした服装で飛んでもらえば何も問題がないような気がしますし、あとは人間がジャッジするのであれば、不公正なジャッジをした可能性のある審判に関して、諮問会議を開き、場合によっては二度と国際試合での審判ができないようにするとか厳しい処分をすれば、恣意的な判断をする審判は減っていくのではないでしょうか。

 さてプロ野球はキャンプも終盤になり、実戦形式が始まったので、期待できそうな楽しみでフレッシュな選手が出てきましたね。原監督も下記のように、今年こそ若手を使うと言われています。しかしながら、昨年、終盤あれだけ苦しみながらも、実績のある選手を重用し、全く成績が上がらなかった過去から信頼に値する発言かどうかはわかりません。また、この発言からわかるように、昨年までは「そうしなかった」ことをはっきり言われているようなものですね。そして、ご自分が力が五分と思われなければ、実績のある選手を使うと言われているようなものです。今年はコーチも増え多くの目があります。それぞれの担当のコーチ、監督が話し合っての公正な選手起用を望みます。また、コーチや監督もシーズン後、読売首脳陣だけが評価するだけでなく、選手やスコアラー、トレーナー、打撃投手、ブルペンキャッチャーなどの球団を支える方々に多角的な評価をしてもらい、恣意的な判断をさせないようにすべきだと思います。これはただの一案であり、すでに同様な取り組みをされているのかもしれませんが、このような取り組みをして、常に球団改革をしていけば、チームは長期的には必然的に常勝軍団を作れると私は思います。

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 さて、しばらく前になりますが、巨人軍が新しい取り組みとして下記のようなことを始めています。これは巨人が初めて?やったことのようであり、巨人の新しい試み、改革は着々と進んでいるのかもしれません。今年は昨年のようなことがなく、目を見張るNew巨人軍を見せていただければ、ファン冥利に尽きますので、ぜひよろしくお願いいたします。 

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ピンチとレジリエンスと勇気づけられ勇気づけること

 オミクロン株の収束がいつになるのか、待ちどおしく思っている毎日ですが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか?

 私は”自分ではうまくいっている、あるいはうまくやった”つもりが、全くうまくいっていなかったことが最近たてつづけにあり、かなりへこみました。こうすればよかったのではないかと後悔しきりですが、すでに後の祭り。こういうときは何もしたくなくなり、課題山積みであっても全くやる気にならず、酒でも飲んで録りためていたビデオでもみるか?という感じで過ごしてしまいました。無為に過ごしているという自己嫌悪にさらに陥り、仕事以外では外にも出たくなくなり、引きこもりたくなるのですが、やはりそれはダメだと自分に言い聞かせ、ジムで運動していたりすると、そこでのやりとりなどから、ジムでも今までうまくいかなかったちょっとしたことができるヒントをもらったり、何気ない人とのおしゃべりから、立ち直りのきっかけになるヒントをもらい「あー行ってよかったな」と思ったりしました。こういうのは自分よりもっと時間がかかる人もいるのでしょうし、さばさばして、簡単に切り換えられる人もいるのでしょう。

 下記の記事にあるようにレジリエンスとは「逆境や困難、強いストレスに直面したときに適応する精神力と心理的プロセス」のことをいうのだそうですね。私は偶然に頼っているので、レジリエンス能力が高いとは言えませんが、人のせいにせず失敗を自分の糧に変えることができれば、この能力が高くなるように思います。やはりそれには内向きの自己反省より、俯瞰して自分の失敗を自分で笑い飛ばせる能力も必要なのだと自分では思っていますし、一度そのことから離れて、違うことをやったりして気分転換を図ったり、人と話すことで人を勇気づけたり、人の気持ちを楽にさせたりできれば、それがかえって自分を勇気づけることにつながるように思います。下記の記事でも「周囲に対する効果的な働きかけ」というのがあるので、勇気づけはそういうことを表すのかもしれません。

 

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私は別所哲也さんのJwaveの番組、Tokyo morning Radioの平日分を、休日にradikoで聞いています。その中のコマーシャルで偉人の格言がでてきて、勉強になることが多いのですが、

 

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「人は誰でも壁を乗り越えたときに成長する。だとすればピンチは自分を試すチャンスでもある。」フランスの思想家 ヴォーヴナルグは 「省察と格言」で「勇気は逆境における光である。」と言われています。「困難と向き合うときこそ自分の力を信じぬく その強い信念が未来を照らす光になる」とCMでは語られています。大袈裟ですが、今回の私のエピソードにはぴったりで、楽になりました。また最近亡くなられた、尊敬する瀬戸内寂聴さんのコーナー”今日の瀬戸内寂聴さんのおコトバ”もいつも自分の勇気づけに役立っており、しばらく後におそらくなくなってしまうのは必定なので残念でなりません。まだまだ私は回復途上ですが、人に勇気づけられ、勇気づけるという好循環こそが最もレジリエンスにつながるのではないかと私は思います。

www.j-wave.co.jp

 現在北京オリンピック中で、せっかくしっかり準備して臨んだのにメダルや入賞を逃し、悔しい思いをしている選手の皆さんや、プロ野球のキャンプでいままでケガをしたりして実力を発揮できなかった選手の皆さん、捲土重来は必ず来ますのでぜひへこたれず頑張ってください。私のブログを皆さんが見ることはないと思いますが、陰ながら応援しております。

「数字では表せない部分」と「のんびりいこう」

 今回は私にとって100回目の投稿のようです。昔「101回目のプロポーズ」という武田鉄矢さんと浅野温子さんの大ヒットドラマがありました。武田鉄矢さん演じる42歳の星野 達郎さんは建設管理会社の万年係長です。今まで99回もお見合いをしましたが、すべて失敗してきて、結婚できませんでした。100回目浅野温子さん演じる矢吹 薫さんに対しては成功したかに見えましたが、思わぬ強敵の出現で失敗。しかし紆余曲折はありながら最終回で101回目のプロポーズを同じ矢吹 薫さんに対して見事成功させるというもので、現実にはなかなかないだろうなと思いながら、その頃私も大好きで楽しく見ておりました。

 星野さんはとても人間的に魅力的な人物で、途中からライバルとなる上司と好対照、しかし現実社会ではこうはいかず、一般的には上司の方のほうが会社の方々にとっても主役的で魅力的な人物ということも多いと思います。ただ会社を離れた時、その方々はいかがでしょうか?また仕事ぶりでも部下のほうがよほど働きっぷりがよいことは稀ではないと思います。

  なぜこんなことが起きるのかなという事件が最近多発していますね。下記の事件もその一つで、なぜ17歳でここまで気持ちが追い込まれてしまうのでしょうか?試験の成績が落ち続けるのも気を取り直して勉強すればいずれ終わることでしょうし、テクニックが間違っているのであれば、自分に合った塾や予備校などを探してテクニックを教えてもらえばよいわけで、偏差値73の高校から来られたのであれば、本来優秀な方だと思いますしそんなに切羽詰まることはなかったのではないかと思います。もしこの方のお兄さんが星野 達郎さんだったらこの学生さんにどのようなアドバイスをするでしょうか?「俺もね99回失敗しているのにあきらめずにやってるんだから、1年くらい成績が上がらなくてもまた工夫して頑張ればいいんだよ、失敗したって、また成功する日もあるし、人生そんな上ばかり目指してやらなくても幸せな人生を送れるよ」となどと言われるでしょうか。もちろん周囲の方は暖かい言葉をかけていても、周りの環境を見て、自分で自分を追い込んでしまったのかもしれませんね。日本は受験社会であり、偏差値上位の学校を目指し、第一志望の最上位校に受かってそのままうまく過ごせる方もいますが、最上位レベルの学校に受かったために、周りができる子ばかりで逆に気持ちが追い込まれる方がいるということを忘れてはいけないと思います。 

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「クルマでいこう」でおなじみの岡崎五朗さんが同番組で、車の魅力は「数字で表せない部分」にあるとよく言われています。下記の記事でも「私がこのクルマでやりたかったのは数字では表せない〝情感〟の部分。それをやらない以上、セダンの復権はあり得ないと思ったからです」と新型カムリの開発責任者である勝又正人チーフエンジニアは言われています。人間の価値もクルマと同じで「数字では表せない部分」に僕はあるのではないかと思います。記憶違いかもしれませんが、何かの番組で調査したところIQ140以上の方にノーベル賞受賞者はいないと言われていたことを覚えています。ということはやはりそういう数値では人間の魅力や価値は測れないわけですよね。名刺をもらっても「ああこの人魅力的だな」と思わない限り、その名刺を見返したりしませんし、偏差値は言うまでもなく出身高校や出身大学などの学閥も仕事を続けていく上ではさほど役立ちません?(それより人間関係だと思いますし、私はこのようなものとは無縁なので)し、人生はいつでもやり直せますし、社会人になったとき勉強の延長では仕事はできないですし、などなど、いろいろなお話をしてあげることにより、このような社会への復讐ともいえるような事件が少しは減るような気がします。

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 最後に私は単純な人間なので、このような曲を聞いて、いつも焦らないように、心に余裕を持ってやれるように自分を戒めてやっています。若い世代の方はいまは情報過多で何かやっていないと焦ってしまいがちと思いますが、頭を空っぽにしてのんびり日向ぼっこをすることも是非習慣にしていただきたいなと思います。巨人軍も色々改革されているようで、次回以降にはまた話題提供できればと思います。

 

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「風の向こうへ駆け抜けろ」と「人馬一体」 

 皆さん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて皆さんのお正月はいかがでしょうか?コロナ禍も2年目、感染のリスクに対応しながら、昨年の自粛一辺倒から変化はあるのだと思います。

 私は年末にとりためていたビデオも少しみることができ、その中に「風の向こうへ駆け抜けろ」という全2回のNHKドラマもありました。なかなか良いドラマでした。

NHKのホームページにはこうあります。

「私は勝ちたいんです!」新人女性騎手、芦原瑞穂のひたむきな情熱が、人生を諦めていた人々の心に火をつけ、廃業寸前の厩舎が桜花賞に挑む!居場所を無くした少女と一人の男が出会い、馬を愛し、騎手の夢を諦めず挑み続け、その愛が周りの人々を結びつけ、共に未来に駆け抜けて行く。その風を、震災10年を迎える福島の桜が優しく見守る。

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 私は競馬に関して全くやったことはありません。しかし、今回のドラマで競馬のことが少しわかって?楽しめました。「馬を道具と思ってはいけない、馬は人間と一緒に生きるパートナーであり、馬と騎手が一緒に強くならなければ勝てない。馬を操る技術だけでなく、馬に操られる技術を持ち、人馬一体とならないと強くなれない、勝つことはできない」というのが今回のお話から私に理解できたことです。

 さて、また野球のことに目を移しますと、昨年の巨人は負けるべくして負けたと思います。”馬”を”選手”に置き換えるとそれがよくわかりました。”馬と選手は違う”とお叱りを受けそうですが、競馬では騎手と馬、野球では首脳陣と選手に置き換えても、おかしくはないのかなと思います。昨年は、トレードで慕う選手も多く、FAから三顧の礼で迎えられた炭谷選手が去り、不祥事で日本ハムの退団を余儀なくされた中田選手が巨人に来たとたん禊(みそぎ)もなく、一軍で起用されました。外国人のエリック・テームズ選手は準備不足もあり?、デビュー戦で大けが、ジャスティン・スモーク選手はホームシックで退団、スコット・ハイネマン選手は常用していたサプリメントが日本で認められず?、体調不良で退団しています。これだけのことをみても「人馬一体」とはとても思えません。選手と首脳陣の間に相互理解がしっかりあったのでしょうか?さらに下記の記事を見ても、相変わらずだなと思いました。選手には「強い自立、自覚」を求める上から目線の一方、選手には責任が全くない数々の失敗に関して、読売・巨人のフロント・首脳陣、運営に携わる方々においては「強い自立、自覚」があるのでしょうか?

www.msn.com

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  もちろん、記事になるのは氷山の一角であり、着々と読売・巨人のフロント・首脳陣、運営に携わる方々の意識改革は進んでいるのかもしれません。しかし、個々の選手が首脳陣の意図をよく理解し、「私は勝ちたいんです!」という意識をもつことができなければ、来年もチーム一丸となって戦うことはできず、昨年と同様の結果になりかねません。昨年も今年も今のところ個々のレベルアップの話ばかりで、「人馬一体」の話は出てこないように思います。野球は言うまでもなくチームスポーツです。競馬のように”馬と騎手”に凝縮されるような競技であっても、厩舎で働いている人たち、馬主の方など、それぞれの方々が努力して勝利を得ているのです。今後は下記のような「一枚岩でつかんだ日本一」のような記事が巨人から出てくることを望んでいます。

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速い1日、1年と長い1日、1年

 またもしばらくぶりのブログ更新で申し訳ありません。昨日仕事納めでしたが、体調は疲れが出て昨日今日と悪く、少しずつ改善してきたので更新する気になりました。元気がないときは頭がうごきませんよね。今年の仕事を納めたときはスムーズに終わった気がして、昨年よりずっとよかったなと思いました。しかし冷静になってみると仕事納めとは言っても、思い浮かぶだけでも宿題が6つ?くらいあり、どう休んで、どう仕事しようかと考えています。

 さて皆さんはこの1年どうだったでしょうか?私は速かったなというのが率直な印象で、楽しいことは多くなく、辛いことが多かった気はしますが、長かったなとは思いませんでした。よく”辛い”一日であると長い1日だったなどと思ったり、受験を控えていてそれが終われば勉強から解放されるなど、解放されるまでに辛い日々が続く場合にも”長い”と使うことが多いと思います。逆に「一日千秋」といわれるように”会いたい人や楽しみな出来事が控えているため、早くその日、その時にならないかと強く望んでいる状況で、1日がとても”長く”感じられ、待ち遠しく思う”場合もやはり長く感じられるのかなと思います。皆さんはどちらが多いでしょうか?残念ながら、僕は前者のほうですが、時間はものすごく速く過ぎ、ちょっと大変なことが終わると”ほっ”とはするものの、すぐにまた次のことが始まっている感じで、1日、1週間、1か月、1年があっという間のような気がします。

 さて野球に目を移しますと、巨人軍は相変わらず、故障者続出で来季の飛躍が期待される若手が下記の記事のようにまたケガをしています。巨人のトレーニング施設は他の球団よりずっとよいと移籍してきた選手が言われるのに、なぜこのようにケガが多いのでしょう。私は2年前に下記のブログでロッテがいち早く、順天堂大学病院との医療面、栄養面、コンディショニング面での提携が発表されていたことを取り上げました。

ようやく最近巨人軍も重い腰を上げ、同じ順天堂大学との”スポーツ医科学の見地から選手のコンディショニング向上を目指す”プロジェクトを始めました。原監督は下記の記事の中で中4日、中5日の投手起用で沈んだ巨人軍について「世の中の人はこの起用法をマイナスに言うけれど、メジャーリーグを見てみろというのはありますよね。メジャーの投手は中5日をベースに出来ているし、メジャーに挑戦した日本人の投手も、ケガなどの事情がない限りは中5日のローテーションに順応して投げている。.....」と述べられていますが、ではそれぞれの投手のコンディショニングはしっかりできていたのか?また人種の違いや、個人個人の筋力、筋肉の質、筋肉の付き方などを評価されていたのか?根性論に走っていなかったか?と思います。この記事でも巨人にいらっしゃった西本さんに指摘されているように、それらをちゃんと評価したうえで、そういうローテーションをしたのなら、来期の中4日5日に生かせるでしょうが、しっかり見極めたうえでなく、”できるはずだ”などで強行突破しただけなら、管理者失格、失敗の責任逃れと批判されても仕方がないのかもしれません。

 下記の記事のように、メジャー、台湾、韓国、独立リーグなどの豊富な経験を持つ高津監督が奥川投手を中9日以上で起用して成功されたのと好対照だと思います。この記事の中で、野村克也氏は、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言われたことも取り上げられています。つまり失速したのは不思議ではなかった、選手それそれが悪いのではなかったということだと思います。原監督や首脳陣がこのような感覚を持たない限り、また負け続け、ファンは”早く勝たないかな”、途中であきらめ”来期に期待する”などと、来季も長い1年を送るのではないかと懸念してしまいます。

 順天堂との提携までロッテに遅れること2年、ソフトバンクのように育成に力を入れるまでに?年もかかり、巨人軍が球界の盟主だったというのははるか昔のことになっています。原監督も今回監督になられた新庄さんをリスペクトした記事が出ておりますが、新庄監督の話題に乗っかるのではなく、二番煎じではなく、きちんとした裏付け、理論を持って、もっと球界の先陣にたってやることを考えない限り、球界の盟主に再び立つことは難しいのかなと思います。巨人軍の首脳陣は自分たちの宿題がどのくらいあると考えているのか?もし選手たちだけに宿題を背負わせるというのでは強くなれないでしょうね。私はいまのところ巨人ファンをやめるつもりはありませんが、もしかすると巨人軍の長い1年がいつまでも続き、日本シリーズを一日千秋の思いで待つことがないことも続くと、ヤクルトファンになってしまうかもしれませんね。今年も大変お世話になりました。皆さんよいお年を。

 

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「カムカムエヴリバディ」と「On the sunny side of the Street」と「沈まぬ太陽」

 ブログをご無沙汰しておりました。師走は皆さん大変お忙しい時期と思いますが、私も同じで、いや皆さんよりは時間があるかもしれませんが、一段落がついたと思われたのが今日なのでしばらくぶりとなってしまいました。しかしながら自分の中では年末までに少なくとも3つほどめどを立てなければならないことがあり、また明日からいくつかの関門を考えるとつらいなあと考えてしまいます。

 さて皆さんは「カムカムエブリバディ」というNHKの朝ドラをみていらっしゃるでしょうか。私は普通の時間帯にはみられないので、録画してあとで見ております。もともと「恋は続くよいつまでも」以来の上白石萌音さんの大ファンなので見始めたのですが、やはり演技が素晴らしいなあと思いつつ、ドラマの魅力にもはまっています。金曜日の第30回では世良公則さんの素晴らしい熱唱と演技を見て大変励まされ、勇気づけられました。年齢を感じさせない、公則さんならではと感じさせる歌声でした。「On the sunny side of the Street」はよく聞いてみると、昔、石立鉄男さんのコメディドラマでそれをモチーフとしていたようなバックグラウンドミュージックを聞いたことがあるなという感じのメロディーで、懐かしさも感じました。

 

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 さて上白石萌音さん演じる橘安子さんは、誰もが好きになるようなとても素晴らしい方ですが、困難を克服したと思うと、また困難が現れ、主題歌に出てくるような「不穏な未来」がこれでもかこれでもかと出てきます。それでも彼女はへこたれず、また周りに助けてくれる素晴らしい人たちがまた、次々と出てきます。この方のモデルの人がいらっしゃったのかどうか私はよく知りませんが、このドラマを見ていて、山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」を思い出しました。この方にはモデルがいたことはよく知られたことだと思いますが、主人公の恩地元さんとダブりました。

 このお二人に共通することは、しっかりとした価値観、信条、強いこだわりを持って生きていたことだと思います。おそらく、このような生き方をする方たちは少ないのではないかと感じました。私も少しはこの方たちのようなところを持って生きたいと思いますが、この方たちのように振り切れたような生き方はできないのかなと思います。ではなぜ”ここまで頑張らなくてもいいのに”、もう少し”世間に流されて生きれば楽なのに”と周りは思うでしょうが、この方たちはそうは思わないのですね。なぜなら逆にそう生きると逆につらく、苦しくなってしまうのだと思います。私はこういう人たちは実在すれば応援したいといつも思いますし、皆さんもそうでしょう。でもそうはならないのが、世間の常、「沈まぬ太陽」の周りの人たちの悪役のモデルになった方たちは、足を引っ張り続けるわけで、もし後になってできたこのドラマを見ていたらどういう気がするのかな?、ああ我々は”ひなたの道(On the sunny side of the Street)を歩んだな、死ぬときにもああいい人生だった”と思うのかな?”といつも思ってしまいます。

 しかしながら、このような方たちが、会社の中枢にいたわけですよね。「半沢直樹」のドラマでも実際のモデルがいらっしゃるのでしょうし、このようなことがまかりとおる世の中が改善されない限り、世の中救われる人が多くはならないんだろうなと思います。おそらく世の中は常にこのような理不尽なことが起きながら流れていくわけですが、このようなドラマでの悪役たちの言い分もぜひ聞いてみたいと思ってしまいます。どのような信条、価値観、こだわりがあるのか?、山崎豊子さんは亡くなられていますが、沈まぬ太陽の悪役の方たちのスピンオフドラマを、藤本有紀さん(カムカムの作者)にぜひ作ってもらいたいと思う今日この頃です。カムカムエヴリバディではあまり悪い人が出てこないところが、「不穏な未来」を何とか見ていられる理由なのかもしれませんね。

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じゃない方の巨人?

 日本シリーズも始まりましたが、ちらっと見たところでは奥川投手が好投し、昨年までの巨人の日本シリーズの戦いぶりとヤクルトの戦いぶりは違うようで、巨人はやはりいまや”じゃない方”のチームかなと思いました。ただし結局はマクガフ投手の乱調でサヨナラ負けで残念でしたが。

 さてテレビ東京の深夜ドラマなので皆さんはご存知ではない方が多いと思いますが「じゃない方の彼女」という秋元康さん原案のドラマがあります。もともと濱田岳さんが好きなので録画してみたのですが、これが結構面白い。乃木坂46のメンバーなど一人も知らなかったのですが、メンバーの一人である、主演の山下美月さんの演技が上手なので、毎週の楽しみになっています。“じゃない方”として特に目立つことのない人生を歩んできた真面目な既婚男性濱田岳さんが、妻“じゃない”はるか年下の女性山下美月さんに振り回されるさまを描く不倫コメディということで、”じゃない方”という表現も新鮮でした。

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 今年のドラフトでは、くじが当たって一番の成果を上げたのは西武かもしれませんが、昔の巨人を思わせる?うまいドラフトをしたのは日本ハムだと私は思っていました。ドラフトが成功したせいか、主力と考えられるものの、今年は成績が落ちてきて下り坂かもしれない選手3人は、見返りなしのFAとなり、日本ハムは契約しませんでした。栗山監督が退任され、新庄新監督の構想から外れていたのかもしれませんが、巨人を反面教師にされたかのように思い切りのよいことをされるなと思いました。西川選手は生え抜きなので、生え抜きと他球団出身で差をつけているようにもみえませんし、新庄監督は全ての選手たちを横一線の争いにすると公言されています。

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 さてその一方、巨人軍は下記の記事のように相変わらず”あれれ”という感じですね。自由契約→育成選手になった方の中にはこの山下航選手と堀田投手のみならず、今年活躍した田中豊樹投手や香月一也選手もいます。鍬原投手はケガから復帰して支配下にされたのにまた逆戻りです。三人ともまたケガなのかもしれませんし、一からの出発で出直しということなのかもしれませんが、中田選手や陽選手などの実績のあるベテラン選手が優遇されているように見え、横一線に考える日本ハムと真逆ですね。堀田投手などは終盤イースタンで活躍したので、他の球団にとられてしまったら目も当てられないと思います。選手を横一線で色眼鏡なく見られているのであればよいですが、この記事でもわかるように大量の若い選手たちが”飼い殺しにされてしまうのではないか”と不安になるのも不思議ではない選手起用の実態があることは、この若い山下航選手の行動からも明らかでしょう。

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 以前の記事で私はこのようなことが起こるのを心配していました。

多量の優秀な若手を抱える素晴らしいシステムを作っても、それを指揮する人間の頭が旧態依然とした「おっさん的価値観」で動いていては、新しいシステムを動かすことは難しいでしょう。私の尊敬する野球人の一人である川相昌弘さんも巨人に入られたので、ぜひ今までの巨人軍を解体し、”育成下手じゃない”方の巨人を見せてほしいと思います。また山下航選手にもぜひこれから活躍していただき、”育成選手じゃない”方の山下航選手の活躍を見せてほしいと思います。まずありえませんし、山下航選手のほうがお断りになるでしょうが、トライアウトの活躍で巨人が方針を変え再度支配下で獲得するのもありなのかなと思います。

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